11月中旬、見頃まもなくの河口湖紅葉まつり
11月中旬、友人と河口湖紅葉まつりに行ってきました。
今年は11月に入っても暖かい日が続き、全国的に紅葉の時期が遅れているとのこと。河口湖に住む知人に尋ねたところ、中旬を過ぎいよいよ見頃になってきたというので、土曜日で混雑が予想されましたが行くことにしました。
河口湖はこの時期「河口湖紅葉まつり」(11月1日〜11月23日)を開催し、日中だけでなく夜はライトアップも。
また周辺には飲食店やお土産、クラフト市なども出るので、平日でも混雑しています。そのため、町では臨時の駐車場を開設しています。
私たちは甲府方面から国道137号を進み、河口湖北岸沿いの県道へと右折、お昼過ぎの到着でしたので、ここですでにのろのろ運転。
とにかく先に車を置けるところにと、目的のもみじ回廊までかなり手前の河口湖美術館近くの第4臨時駐車場に駐車しました。
河口湖の紅葉といえば久保田一竹美術館近くのもみじ回廊が有名です。
梨川という小さな川の両側に60本ほどのもみじが植えられていて、例年美しい紅葉を求めて多くの観光客が訪れます。
この先、もみじ回廊の近くまで行くと道路の渋滞がひどく、駐車場待ちで混雑が予想されるので、だいぶ手前でしたが、空きがあったスペースに駐車することにしました。
もみじ回廊までは15分ほど歩きますが、河口湖の北岸には遊歩道も整備されているので、ゆっくり富士山、河口湖、紅葉の鑑賞をしながら散策することができます。
県道沿いには、河口湖美術館、オルゴールの森美術館、河口湖木ノ花美術館、久保田一竹美術館等の美術館や河口湖猿まわし劇場、大石公園など見学できる場所もたくさんあるので、それらの施設の駐車場を利用して見学しながら周辺を散策するのもいいと思います。
河口湖の北岸はもみじやいちょうの色とりどりの木々が色づき、富士山をまじかに仰ぎながらの絶景ポイントが何箇所もあります。
海外の旅行客も多く訪れているので、なかには撮影待ちなどをしているところもありましたが、富士山は色々な角度で眺められるので、合間を縫って写真撮影することができました。
もみじ回廊
河口湖の北岸沿いは美しい紅葉ポイントを、また県道沿いは出店やクラフト市など眺めながら散策できるので、あっという間にもみじ回廊に着いてしまいました。
土曜日なのでだいぶ混雑していましたが、川の両岸で一方通行になっていて、順番に人の流れができているので、スマホやカメラ片手にゆっくりと撮影しながら進んでいくことができます。
回廊は600メートルほどと長く、日当たりの加減なのか気温差なのか、紅葉も順に色づくので、それがまた絶妙のグラデーションになっていました。
11月も半ば過ぎているにも関わらず、この日は随分暖かく、きっと寒いだろうからと厚着をしてきたので汗ばんでしまうほどでした。
こんなに暖かいと、小さな橋の周辺がさらに色づくのは、もしかしたら12月に入ってからかもしれません。
そういえば何年か前も暖冬の年に、紅葉まつりが終わってから訪れたことがありましたが、真紅のもみじが十分綺麗だったのを覚えています。
混雑が苦手な人は、思い切って紅葉まつりが終わる11月下旬から12月初旬に訪問するほうがいいかもしれません。
どちらかというと暖かい日より、冬場の凛と引き締まった空気のほうが富士山もくっきり見渡せるような気がします。
そうはいっても今日は散策するには暖かくて、紅葉も富士山も十分堪能することができました。
友人と、元気に歩けるうちは毎年でも来たいねと語らいながら河口湖を後にしました。