- ゆるキャラとは
- 山梨のゆるキャラ ①県、市町村のキャラクター
- 山梨県 武田菱丸(ひしまる)
- 甲府市 とりもっちゃん えん丸くん
- 甲斐市 やはたいぬ
- 富士吉田市 吉田のうどんぶりちゃん
- 都留(つる)市 つるビー
- 大月市 おつたろう おつけちゃん
- 韮崎市 ニーラ
- 南アルプス市 オエムシくん シャインちゃんと貴陽さん 子宝の女神ラヴィ
- 上野原市 たまじまる
- 中央市 とまチュウ
- 笛吹市(ふえふきし) フッキ― フエッピー モモッピー
- 甲州市 ブードくん モモンちゃん
- 山梨市 キョッシー
- 北杜市 八ヶ岳八っぴー(はっぴー) ラジウム星人
- 市川三郷町 市川三郷レンジャー たるゴン
- 富士河口湖町 ふじぴょん
- 身延町 もーん父さん
- 富士川町 穂積柚太郎 柚香
- 鳴沢村 なるシカくん
- 丹波山村(たばやまむら) タバスキー
- 小菅村(こすげむら) わさじい やまめ太郎 マコモのマーくん
- 山梨県 武田菱丸(ひしまる)
- まとめ
ゆるキャラとは
今日は、山梨の「ゆるキャラ」を紹介します(目次から興味のあるゆるキャラの名前を選択するとその部分に飛ぶことができます)。
その前に、そもそも「ゆるキャラ」とは一体何でしょうか?
「ゆるキャラ」とは、「ゆるいマスコットキャラクター」の略称で、その起源は意外と古く、1980年代の地方博覧会ブームで作られたマスコットキャラクターが原点(当時はまだ「ゆるキャラ」という概念はなかった)と言われています。
そして、2007年頃、彦根城のイメージキャラクターの「ひこにゃん」が火付け役となり、ご当地「ゆるキャラ」ブームがおこりました。
ちなみに、「ゆるキャラ」という言葉は、漫画家、エッセイストである、みうらじゅんさんが考案し、扶桑社とともに商標登録されているそうです。
みうらじゅんさんは、「ゆるキャラ」三か条として、以下の三点を挙げています。
- 郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
- 立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
- 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。
さらに、「原則として、着ぐるみ化されていること」も追加しています。
全国認知度からいくと、「ひこにゃん」や、「くまもん」には、負けますが、山梨県にも、各自治体に愛すべき「ゆるキャラ」たちが誕生しています。
今回は、その愛すべき山梨の市町村別の「ゆるキャラ」たちについてまとめてみました。
山梨のゆるキャラ ①県、市町村のキャラクター
山梨県 武田菱丸(ひしまる)
こちらは、山梨県の観光キャラクターの「武田菱丸」くんです。
武田氏の家紋の武田菱をモチーフにしています。しかも、この動物は、山梨県原産の天然記念物に指定されている、甲斐犬(かいけん)です。
「武田菱丸」くんは、やまなし観光キャラバン隊長として、県内だけでなく全国を訪問し、山梨県の観光PRをしています。
菱丸くんのプロフィールを見ると、勇敢で、頭脳明晰。なのにちょっぴり淋しがりや。
なぜか、口癖は「〇〇マル」と語尾にマルがつくそうです。
公式Twitterから、観光情報を発信しています。
着ぐるみ姿が、こちらです。
山梨県の場所
甲府市 とりもっちゃん えん丸くん
甲府市には、甲府鳥もつ煮(B-1グランプリ優勝)のマスコットキャラクターがいます。
左側が「とりもっちゃん」、右側が「えん丸くん」です。
親子で鳥もつ煮のPRをしています。
鳥もつ煮とは、甲府市内のお蕎麦屋さんが、1950(昭和25年頃)に考案した料理です。
鳥のもつが、捨てられてもったいないので、何とか美味しく食べられないかと試行錯誤、甘辛い醤油だれで絡めて煮詰めたところ、内臓のしこしこ、コリコリの様々な食感とあいまって、たちまち評判となりました。
甲府市内の和食の飲食店では、昔から普通にメニューにありました。
ほうとうと並んで、山梨のソウルフードの一つです。
2010(平成22)年、B‐1グランプリで、初出場初優勝しました。
着ぐるみになるとこうなります。
「とりもっちゃん」と、「えん丸くん」は、もともと甲府鳥もつ煮で町おこしを!と、甲府市役所の有志の職員が、「みなさまの縁をとりもつ隊」を旗揚げし、そのマスコットとして登場しました。
ですので、ふたりとも大好物はもちろん鳥もつ煮。
「とりもっちゃん」の方は、酉年生まれの永遠の40歳、ということで、山梨の地酒や、ワインも大好物とのこと。
「えん丸くん」も酉年ですが、永遠の4歳だそうです。
鳥が鳥を食べるんかい!?という気はしますが、この鳥もつ煮は、本当に美味しいです。
味が濃い目なので、関東の人向きかもしれませんが、特にお酒にはよく合います。
甲府市の場所
甲斐市 やはたいぬ
「やはたいぬ」は、甲斐市の公式マスコットキャラクターです。甲斐市は甲府市に隣接、山梨県人口第二の市です。
「やはたいぬ」は甲斐市の特産品八幡芋(やはたいも)と甲斐犬をモチーフにしたキャラクターで、FacebookやTwitterを通して、甲斐市のよいところをPRしています。
「やはたいぬ」と言うくらいなので、体は、甲斐犬としての「犬」でしょう。
頭の葉っぱは、八幡芋の葉をイメージし、体のギザギザ模様はお芋の皮を模したものです。
そうなると、「やはたいぬ」は、いったい動物なんだろうか、植物なんだろうか、素朴な疑問がうかびます。
この点については、公式プロフィールには特に書いてありません。
それはともかく、この、八幡芋は、甲斐市八幡地区(旧、竜王町)で栽培されている里芋の一種です。
特産品だけあって、ねっとりした粘りと甘味があり、とても美味しいです。
この地域は、かつて釜無川が度々氾濫し、栄養分をたくさん含んだ土壌が堆積、そのおかげで良質な里芋が生産されてきたとのこと。
ブランド野菜として、全国に売り出しています。
我が家でも秋になると、わざわざ八幡地区まで行って、購入していますが、土を落としたら、皮のまま茹でて、皮をむきながら、生姜醤油で食べるのが一番美味しいような気がします。
さすが、甲斐市の公式キャラクターだけあって、甲斐市役所に行くと、「やはたいぬ」のぬいぐるみや、市で発行する書類などにデザインが印刷してあったりと、至る所で出会います。
何と、やはたいぬはマンホールにまでなってしまいました。
甲斐市の場所
富士吉田市 吉田のうどんぶりちゃん
富士吉田市のご当地グルメ、吉田のうどんをPRしているのは、富士吉田市観光振興サービスの「吉田のうどんぶりちゃん」です。
富士吉田市は、富士山の北側、山梨県郡内地方の中心地です。
古くから地場産業の織物業を担う女性の働き手に代わって、男性が昼食のうどんをつくってきました。力強い男性の手でうどんを練るため、歯ごたえのある、腹持ちのよいうどんになったそうです。
そのコシの強さは、具がキャベツや甘辛く煮た馬肉という事と共に、吉田のうどんの特徴になっています。
市内には、60軒以上の吉田のうどんの店舗がありますが、ふじよしだ観光振興サービスでは、「うどんマップ」や、「スタンプラリー」などを用意しPRしています。
私も、富士吉田市在住の友人に連れて行ってもらったことがありましたが、吉田のうどん屋さんは、暖簾がかかっていないところが多いです。
普通の民家がお店になった感じで、親戚の家に遊びに行って、お昼をごちそうになっているような気分でした。
とにかく、噛み応えがあります!
コシの強い麺と、甘辛い馬肉、さっぱりした茹でキャベツは、意外な組み合わせですが、何だか癖になり、暫くするとまた食べたくなる味です。
そんな、吉田のうどんを、ほうとうだけでなく山梨の郷土料理として、全国にPRしているのが、「吉田のうどんぶりちゃん」です。
何と、頭のどんぶりの中に、ちゃんとうどんが入っているのには、ビックリ!
こう見えて、3歳の女の子だそうです。
富士吉田市の場所
都留(つる)市 つるビー
都留市をPRしているのは、都留市観光協会の「つるビー」です。
都留市は山梨県の東部、大月市と富士吉田市の中間に位置しています。
「つるビー」は、都留市内に生息している、ムササビをモチーフにしています。
都留(つる)市だけに、鶴(ツル)を使うかなと思いきや、ムササビにいったところが、独創的ですね。
額は山の形、鼻は水(雫)の形、おでこには市の花の梅がデザインされています。
体の色は、市の鳥のウグイス色、おなかの模様は都留市の形と、細かな部分まで都留市PRの為、こだわっています。
都留市に特別住民登録され、住所も公開されていて、住居は「道の駅つる」とのこと。
「道の駅つる」に行けば会えるようです。
ムササビだけに、市内を自由に飛び回りパトロールし、ブログやTwitter、Facebookを使って、都留市の今を発信しています。
都留市には、リニアモーターカーの実験線があり、見学もできます。
山梨県リニア見学センター[web]
都留市の場所
大月市 おつたろう おつけちゃん
大月(おおつき)のB級グルメ、おつけだんごをPRするのは、大月おつけだんごの会「おつたろう」です。
大月市は、山梨県東部で東京都心から80㎞と近く、東京通勤圏です。
おつけだんごとは、お味噌汁の中に、旬の野菜と小麦粉で溶いた団子をいれたもので、大月市で古くから食べられている郷土料理です。
「だんご」と言っても、普通のお団子ではなく、すいとんのような料理で、2012(平成24)年、関東・東海B‐1グランプリで3位になりました。
「おつたろう」は、この美味しいおつけだんごを作るために、旅を続けていて、どうやら定住地はないようです。
腰の巾着の中には、おつけだんごの材料が入っているとのこと。
市内を回りながら、地元産の新鮮な野菜をその都度入手しているのですね。
尚、大月にはもうひとり、「おつけちゃん」と言うマスコットキャラクターがいます。
この、「おつけちゃん」、「おつたろう」の妹なのか、ガールフレンドなのかは、わかりません。「おつけちゃん」は、大月市の消費者保護啓発のマスコットキャラクターだそうです。
直接おつけだんごとは関係ないようですが、イベントのときは、大月PRの為「おつたろう」くんと一緒に出場しています。
ところで、大月には、昔から桃太郎伝説というのがあり、じつは、桃太郎がおばあさんに作ってもらっていたのは、おつけだんごだとも言われています。
桃太郎と言えば、岡山、だんごと言えば、きびだんごが定番でしたが、本当はいったいどっちなのでしょう。
不思議なことに、大月周辺には、犬目(いぬめ)、鳥沢(とりさわ)、猿橋(さるはし)、九鬼山(くきさん)、百蔵山(ももくらさん)と、桃太郎にまつわる地名が今でも残っています。
それに、山梨は桃の名産地でもあります。
岡山と山梨、遠く離れた地ですが、桃太郎で結びつくって面白いですね。
大月市の場所
韮崎市 ニーラ
韮崎市には、観光協会に「ニーラ」というカエルのキャラクターがいます。
「ニーラ」は、市制55周年を記念して作られた絵本の主人公です。
絵本は、「東京ディズニーランドの生みの親」ともいわれている、プロデューサー堀貞一郎さんを中心に作られました。デザインは、山梨県出身の絵本作家、仁科幸子さんが担当。
韮崎愛に満ちて、SNSだけでなくショートムービーでも「夢と感動のテーマシティにらさき」をPRしています。
ニーラは、神様のお使いで、魔法の力によって夢をかなえる不思議なカエル、眉間の緑の模様は、魔法を使うとキラキラ光り、おなかの星に触れると幸運が訪れるそうです。
韮崎で、なぜカエル?と思いますが、カエルには、ふるさとに「帰る」、人々を「変える」、まちを「替える」の意味を込めたそうです。
そんな「ニーラ」は、甘利山(あまりやま)に住んでいるとのこと。甘利山は山梨百名山の一つで、レンゲツツジが有名です。毎年初夏になると、15万株ものレンゲツツジが一斉に咲き、山頂一帯を赤く染めます。
また、山頂からの富士山や八ヶ岳など360度のパノラマが見事です。
甘利山 [web]
韮崎市では、バッジやハンドタオルなど「ニーラ」のグッズを販売していますが、何と125㏄以下のバイクなどのナンバープレートにも採用しました。
キャラクターのナンバープレートは、今のところ山梨では、「ニーラ」だけです。
韮崎市の場所
南アルプス市 オエムシくん シャインちゃんと貴陽さん 子宝の女神ラヴィ
南アルプス市は、甲府盆地の西部にあり、西側の山間部は南アルプス(赤石山脈)の山々に連なります。
南アルプス市には、いくつものゆるキャラが誕生しています。
まず最初に、こちらは南アルプス市商工会の「オエムシくん」です。
ううん、青いタヌキかなと思いましたが、ムシなのかな?
何とも不思議な生き物です。
プロフィールには、「ヌイグル王国から来たヌイグル民族(タヌキ)」とありますから、やはり、タヌキですね。
さらに「オエムシ」はペンネームで、本名は「狸小路三六(たぬきこうじさぶろく)」とのこと。
本業は、イラストレーターだそうです。
なるほど、お絵描きが得意なので、「オエムシ」なんですね。
イベント会場では、来場者の似顔絵を描いて披露しているそうです。
手に持っている赤いバラが、何ともナルシストな感じですね。
次は、南アルプス市観光協会の㏚キャラクター「シャインちゃんと貴陽さん」です。
左側が、「シャインちゃん」、右側が「貴陽(きよう)さん」です。
南アルプス市特産の果物、ぶどうの品種のシャインマスカット、すももの品種の貴陽をPRするために、デザインされました。今のところ、着ぐるみ姿は、見当たりません。
「シャインちゃん」は、マスカットの雫から生まれた妖精の女の子、「貴陽さん」は、すもも王国の王様だそうです。
山梨は果物王国で、どこに行っても美味しい果物が手に入りますが、南アルプス市は、この、シャインマスカットと貴陽に力を入れています。
最近は、ぶどうもすももも、新しい品種が誕生し、甘味が一段と増しています。
このシャインマスカットと貴陽も、とても美味しい品種で、少々値段は高めですが、私も大好きです。
こちらが、シャインマスカットです。皮のまま食べられるぶどうです。
こちらが、すももの貴陽です。
貴陽は南アルプス市で品種改良、誕生したすももで、大きさ、甘さともすももとは思えないくらいです。
「貴陽さん」がすももの王様というのもうなづけます。
南アルプス市在住の果樹農家、高石鷹雄さんが20年の歳月を費やして誕生した品種で、幻の品種といわれています。
2012(平成24)年には、世界一重いすももとして貴陽がギネスブックに認定されました。
個性派なゆるキャラとしては、南アルプス市ふるさと文化伝承館の「子宝の女神 ラヴィ」がいます。
一見すると、ゆるキャラの可愛らしさとはほど遠い感じ。
これ、いったい何のキャラクター?って思いますが、これは縄文時代の土偶(どぐう)のキャラクターなんです。
モデルになった土偶は、南アルプス市内の鋳物師屋(いもじや)遺跡から出土した土偶で、国の重要文化財に指定されています。
何と、「子宝の女神 ラヴィ」は、2015(平成27)年、「2015全国どぐキャラ総選挙」で優勝しました。
「どぐキャラ総選挙」というの、初めて知りました。
実は今、静かな土偶ブームだそうで、その世界では、ラヴィちゃんは結構有名人らしいです。
こちらが、ラヴィちゃんのモデルになった、鋳物師屋遺跡出土の土偶です。
土偶は、女性をかたどったものが多いようですが、これはおなかの大きな妊婦さんだそうです。
おなかの子どもをそっといたわる左手に、何千年もの時を超えた母の愛を感じ、また、それを尊いものとして遺した縄文人にも大変感動します。
ちなみに「ラヴィ」とは、フランス語で「命」のことだそうです。
この土偶は、世界的にも人気で、イギリスの大英博物館等、6回も貸し出しされているとのこと。
へえ!?知ればしるほど、第一印象とは違う、深いゆるキャラでした。
南アルプス市の場所
上野原市 たまじまる
上野原市は、山梨県の東部、東京と隣接しています。
その上野原市には、江戸時代から続く上野原市の郷土料理「せいだのたまじ」をPRする、「たまじまる」がいます。
ちょっと、キテレツ大百科のコロ助に似ていると言われますが、よく見ると違います。
ちょんまげの形、眉、鼻、ほっぺも違うし、何より口癖が違います。
コロ助は、「~ナリ」、たまじまるは、「~じゃが」、です。
ところで、せいだのたまじとは、小粒のジャガイモを皮付きのまま炒めて味噌と砂糖で甘辛く煮たものです。
家でもよく母が作ってくれましたが、あの料理が「せいだのたまじ」だと知ったのは大分後のことでした。
「せいだ」とは、江戸時代この地域を治めていた代官の、中井清太夫(なかいせいだゆう)のことです。
清太夫は、飢饉対策としてじゃがいもの栽培を広め、飢饉を乗り切ったといわれ、住民はその感謝の気持ちを込めてじゃがいもを「せいだ芋」と呼ぶようになりました。
「たまじ」とは、小粒のじゃがいものことで、収穫しても食べずに残った小粒のじゃがいもを無駄にしないようにと工夫して美味しく食べた、まさに庶民の知恵が生み出した郷土料理です。
そんなせいだのたまじを各地でPRしている「たまじまる」の活躍のおかげか、カルビーから、2018年2月、東日本16都県で「せいだのたまじ」味のポテトチップスが出ました。
残念ながら、限定販売で売り切れ御免、完売のようです。
更に、たまじまるは、マンホールにもなりました。
実験用に一基だけ設置したそうです。とても、踏めませんよね。
画像:たじまるのマンホール 上野原市役所内 たまじまるTwitter
上野原市の場所
中央市 とまチュウ
こちらは、中央市をPRする商工会青年部のイメージキャラクター「とまチュウ」です。
中央市は、文字通り山梨県甲府盆地の中央にあります。
とまチュウは、トマトの妖精の女の子で、緑の髪は、トマトのヘタをイメージしています。
得意なのは、投げキスで、お口はその形。チュウは、キスと中央市のチュウをかけているらしいです。
中央市は、山梨県で一番トマトの収穫量が多く、とまチュウも、様々なイベントを通してトマトのPRをしています。
その中でも、とまチュウが応援しているのが、中央市商工会青年部の「まちづくりトマト計画」です。
中央市の若い世代が中心になって、もっともっと中央市のトマトを日本に発信したいと、取り組んでいます。
特に力を入れているのが、トマトを使ったB級グルメ「青春のトマト焼きそば」です。
焼きそばの上にミートソースがのっているのですが、これは、本当に懐かしいです!
40年ほど前、山梨県内の甘味処チェーン店で、確かミートソース焼きそばという名前で、出されていました。
それを、中央市の特産品の完熟トマトと、フジザクラポークのひき肉で作ったミートソースを生かして再現し、「青春のトマト焼きそば」として、復活させたのです。
私も、高校時代食べました、部活帰りに友達と。
当時は、確かソフトクリームとのセットもあって、特別の日の自分へのご褒美だったような気がします。
その時代を知っている人が、ネーミングしたのでしょう、確かにキュンとする、「青春」の味です。
中央市の場所
笛吹市(ふえふきし) フッキ― フエッピー モモッピー
甲府盆地の東に位置する笛吹市には、「フッキ―(Fukki)」というイメージキャラクターがいます。
「フッキ―」には、弟の「フエッピー」、妹の「モモッピー」も誕生しています。
三人で、ぶどう・桃の生産量日本一の笛吹市をPRをしています。
画像:フッキ― モモッピー フエッピー 笛吹市Twitter
フッキ―は、市の鳥の、オオルリをモチーフにしています。
オオルリは、夏に渡ってくる渡り鳥で、笛吹市の渓流沿いでひと夏を過ごします。
るり色の体も美しいですが、そのさえずりは、本当に透き通った美しい鳴き声だそうです。
フッキ―、フエッピー、モモッピーもきっと、笛のようにさえずるオオルリの声をイメージして、名づけられたのでしょう。
そして、三人のおなかには、桃の実がデザインされています。
笛吹市の場所
甲州市 ブードくん モモンちゃん
甲州市は山梨県の北東部、笛吹市に隣接、やはりぶどうと桃の生産が盛んです。
甲州市には、「ブードくん」と「モモンちゃん」がいます。
「ブードくん」は、葡萄農家、「モモンちゃん」は、桃農家の生まれです。二人で協力して、甲州市をPRしています。
モチーフは、もちろん特産のぶどうと桃です。
二人がおすすめする甲州市の楽しみの一つに、ワイナリー巡りがあります。
ワインで有名な勝沼は、ここ甲州市にあります。
勝沼には特にたくさんのワイナリーがありますが、市民バスのワインコースやレンタサイクルを利用することができます。
バスは、本数があまり多くないし、自転車はムリ!と言う方には、費用は高めですが、ワインタクシーというのもあります。
甲州市の場所
山梨市 キョッシー
甲府盆地の東部、山梨市には、「キョッシー」というキャラクターがいます。
「キョッシー」は山梨市が主催する、巨峰の丘マラソンの公式キャラクターですが、山梨市の観光大使に任命されています。
モチーフは、日本一の生産量を誇る、特産のぶどうの巨峰です。
巨峰の丘マラソンは、標高差最大300mでアップダウンが大きく、マラソンというよりはクロスカントリーのような厳しいコースです。
ですが、ちょうど収穫期を迎えた巨峰畑の間を抜け、遠くに富士山を眺めることもできる景色のよいコースということで、リピーターも多いようです。
お土産に、ぶどうの巨峰が貰えるというのも、美味しい魅力です。
この、巨峰の丘マラソンに、キョッシーもランナーの巡回をして、応援しています。
このチラシは、2018年のものですが、残念ながら既に応募は締め切られました。
毎年、巨峰が実る9月中旬の開催で、申し込みは6月中旬からのようです。
キョッシーは、山梨市の観光大使として、マラソンだけでなく広く山梨市のPRもしています。
キョッシーが特におすすめしているのは、「山梨県笛吹川フルーツ公園」です。
文字通り、フルーツ王国山梨を代表する公園ですが、一年を通じて様々なフルーツや花を楽しむことができます。
約32haの敷地内に、入場無料の広場やドーム型の展示室があり、宿泊施設(フルーツパーク富士屋ホテル)やカフェやレストランなど一日いても飽きないほど、施設がとても充実しています。
丘陵地にあるため甲府盆地を見渡せ、富士山も見え、とても眺めがいいです。
傾斜地は徒歩でも大丈夫ですが、歩くのが大変な人には移動用のロードトレイン(有料)も走っています。
日中の眺めもさることながら、夜景も素晴らしく、新日本三大夜景に選ばれています。
何といってもありがたいのは、駐車場が無料ということですね。
山梨県フルーツ公園[web]
山梨市の場所
北杜市 八ヶ岳八っぴー(はっぴー) ラジウム星人
北杜市は、山梨県の北西部に位置し、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳などの山々に囲まれ、ここ最近移住したい市町村ランキングで常に上位に入る市です。
北杜市には、二人のゆるキャラが頑張っています。
「八っぴー」は、山梨県北杜市、長野県富士見町、原村の二県に渡って飛び交う蜂をイメージした八ヶ岳のキャラクターです。
この3市町村は、八ヶ岳観光園として、八っぴ―と協力して八ヶ岳の観光をPRしています。
清里わんわんウォークに行ってきたぴ!
菱丸くんもいて、楽しかったぴ!
ワンちゃんたちとも友達になれたぴ! pic.twitter.com/6Br9gQCjWz— やつがたけはっぴー【公式】 (@yatsu_happy) 2013年6月16日
東京シティアイはすごい人だったピー^_^
パンフレットくばってきたピ! pic.twitter.com/rd8FFaHb2e— やつがたけはっぴー【公式】 (@yatsu_happy) 2013年6月28日
よく見ると、頭の冠と眉が八ヶ岳の形、触覚は星になっています。
ネックレスのペンダントは花になっていて、ひまわりは北杜市、すずらんは富士見町、れんげつつじは原村と、イベント会場によって使い分けているようです。
プリッとしたおしりがかわいいです。
八ヶ岳だけに、ヤッピーと呼びたいところですが、はちの「はっぴー」だそうですので、お間違いなく。
八ヶ岳観光園[web]
次は、増富ラジウム温泉のマスコットキャラクター「ラジウム星人」です。
普段はみずがき湖ビジターセンターにいるようですが、おでこに温泉マークがついているように、増富温泉が大好きで、PRのためにこの地球にとどまっているとのことです。
温泉に入ってふやけたのか、まさにゆるっと脱力して、腰かけている姿が愛嬌がありますね。
増富温泉は、国民保養温泉地(温泉法に基づいて、環境大臣が指定した温泉地)に指定されている温泉で、ラジウムの含有量がとても多く、糖尿病、循環器障害、リウマチ、アレルギー体質など効能も多い温泉です。
私も何度も訪れていますが、赤褐色のお湯の色を見ただけで、体に良さそう!な感じです。
お湯はぬるめですが、それだけにゆっくりつかることができ、体がぽかぽかして、湯冷めもしません。
日帰り入浴施設(増冨の湯)の他に8軒の旅館があります。
増富の湯[web]
隣接する、みずがき湖ビジターセンターは、増富温泉の観光案内所でもあり、レストランや土産物店も併設しています。
また、ここからの星空は大変美しく、屋上の大きな天体望遠鏡から星空観察会なども行われています。
ラジウム星人も、きっとはるか遠くの故郷を懐かしく眺めているんですね。
北杜市の場所
市川三郷町 市川三郷レンジャー たるゴン
甲府盆地の南側に位置する、市川三郷町のPRキャラクターは、「市川三郷レンジャー」です。
地元の市川高校美術部の皆さんがデザインしたキャラクターで、三人のレンジャーは町の特産品(にんじん、花火、ハンコ)をあらわしています。
青レンジャーは、大塚にんじんの「にんにん」、赤レンジャーは、花火の「どんどん」、黄レンジャーは、ハンコの「ぽんぽん」です。
まず、青レンジャー「にんにん」の大塚にんじんは、市川三郷町大塚地区で栽培されているにんじんのことで、ブランド野菜として、売り出しています。
大塚地区は、八ヶ岳の火山灰が堆積した土壌で、養分が豊富な上に石もほとんどないため、普通のにんじんより長いものが育ち、何と1m以上になるものもあります。
実際長さだけでなく、普通のにんじんより、色も濃く甘くてジューシーです。
栄養分も豊富で、普通のニンジンと比較して、カロチンは1.5倍、リボフラビンは3倍、ビタミンCは2.3倍も含まれているそうです。
この大塚にんじんの収穫祭は、毎年12月に、日帰り温泉施設「みたまの湯」で行われ、たくさんの観光客でにぎわいます。
赤レンジャー「どんどん」の花火は、市川三郷町で古くから生産されている花火をあらわしています。
一体どのくらい古くから生産されているかというと、その淵源は、武田氏時代の軍事用の「のろし」に始まったといわれています。
その後、徳川時代になっても、その技術は受け継がれ、江戸時代には、市川の花火は日本の三大花火の一つに称されるほどだったそうです。
毎年8月7日(花火の日)に行われる、神明(しんめい)の花火は、県下最大の規模で20000発の花火が打ち上げられます。
市川三郷町 神明の花火大会 pic.twitter.com/tbl8IzF9az
— らんたのいど ✇ (@Lanthanoid_87) 2018年8月7日
県下最大だけあって、当日は電車も道路もかなり混雑します。
私も以前一度だけ近くの親戚の家で鑑賞しましたが、あんなに大きくて綺麗な花火は生まれて初めてでした。
ですが、混雑もすごいので、最近は近くまで行かずに少し手前の公園で、ちょっぴり遠くからの花火鑑賞をしています。
ここからもよく観えるよという、穴場を探すのも楽しみの一つでもあります。
黄レンジャー「ぽんぽん」は、市川三郷町六郷(ろくごう)地区に古くから伝わる伝統産業のハンコづくりをあらわしています。
山梨の地場産業の水晶加工技術とともに、六郷地区の印鑑産業が発展したともいわれ、印鑑の全国生産高の半分を占めることもあったそうです。
この市川三郷レンジャーには、テーマ曲もあり振付もついているそうで、イベント会場でものりのりで体操を披露しているみたいです。
さて、市川三郷町には、もうひとり、「たるゴン」というキャラクターがいます。
以前、地元テレビ局の情報番組で、カラテカの矢部さんが紹介していました。
「たるゴン」は、市川三郷町市川大門地区の、御陣屋樽神輿(ごじんやたるみこし)保存会のキャラクターです。
御陣屋(ごじんや)というのは、江戸時代、市川大門にあった代官(だいかん)屋敷のことです。
そして御陣屋樽神輿というのは、市川大門地区に伝わる祇園祭(ぎおんまつり)の時に使われる樽の神輿のことで、それを保存しようと地元有志が保存会を立ち上げ、PRの為に誕生したのが、「たるゴン」です。
ところで、祇園祭って、京都だけではなかったんですね。
調べてみると、全国には祇園祭がたくさんあって、スサノオノミコトを祭神とする神社の祭は全て祇園祭のようです。(ていうか、そもそも祇園というのは、スサノオノミコトの別名)
「たるゴン」は、毎年7月に市川三郷町で行われる祇園祭に出てきて、なぜかみんなにお菓子の「うまい棒」をくれるみたいです。
市川三郷町の場所
富士河口湖町 ふじぴょん
富士河口湖は、河口湖を始め、富士五湖のうち山中湖を除く4つの湖がある町です。ここには、「ふじぴょん」というキャラクターがいます。
富士山が世界遺産になったになった時(2013年)に誕生したキャラクターで、名前の通り富士山をPRするのがお仕事です。
モチーフはもちろん富士山ですが、ふじぴょんは、かぐや姫が月から送った使者ということで、お耳の垂れたうさぎのキャラクターです。しかも、色はピンク!斬新ですね。
そして何と、ふじぴょんにも、テーマソングがあります。
今日は、ふじぴょんは、河口湖オルゴールの森美術館に行ったようです。
ところで、2013(平成25)年、世界遺産に登録された富士山ですが、世界「自然遺産」として富士山そのものが登録されたのでなく、富士山への信仰性と芸術性が評価され、世界「文化遺産」としての登録となりました。
ですので、富士山はもちろんのこと、富士山に関わる文化的な価値を持つ周辺の神社や登山道、富士五湖や忍野八海、また三保の松原等、登録は全部で25か所にわたっています。
富士河口湖町の場所
身延町 もーん父さん
山梨県の南西部に位置する身延町には、「もーん父さん」という、強烈なキャラクターがいます。
「もーん父さん」は、身延町にある「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館(かいおうごんむら・ゆのおくきんざんはくぶつかん)」のマスコットキャラクターです。
「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」は、下部温泉の入り口に建つ博物館で、戦国時代から江戸時代初めごろまで採掘されていたこの地域の金山の歴史的な資料を展示してある博物館です。
甲州金と言われる金貨などの資料やジオラマ、映像シアターを見たり、実際に砂金採り体験もできます。
展示を観ていると、武田氏埋蔵金も夢物語ではないような気がして、歴史のロマンを感じますね。
甲斐黄金村・湯之奥金山博物館[web]
そんな歴史ロマンあふれる博物館に、お父さんとして開館当時(1997年)からいるのが「もーん父さん」です。
ということは、この父さん、ゆるキャラブームより前から頑張っていたんですね。
「○○だもーん」と言う口癖から、この名前がついたらしいです。
うるんだ瞳、七三分けのヘアスタイル、決してかわいいとは言い難い感じですが、一度見たら忘れられない個性的ななキャラクターです。
普段はお供に猫を連れています。
そして、何と何と、どうやらこの「もーん父さん」人間ではないらしいのです。
その正体を生みの親の学芸員さんに伺いましたが、「企業秘密」とのこと。
猫をお供にしているので、猫の妖精かな? いやいや、あの得体の知らない感じはもっと違うぞ。
埋蔵金とともに、色々想像を掻き立たせてくれる「もーん父さん」です。
身延町の場所
富士川町 穂積柚太郎 柚香
富士川流域の町、富士川町には「日出づる里活性化組合」のマスコットキャラクターがいます。「穂積柚太郎(ほづみゆずたろう)」くんと妹の「柚香(ゆずか)」ちゃんです。
富士川町穂積地区は、ゆずの産地として知られています。
柚太郎くん、柚香ちゃんは、籠を背負って柚子の収穫をお手伝い、ゆずを使った様々な商品のPRもしています。
残念ながら、着ぐるみは見当たりませんが、ゆずのごつごつ感を出すのは難しいかも。イラストのままの方が、二人とも可愛らしいです。
そもそも、穂積地区のゆずがなぜ有名なのでしょうか。
「穂積村物語」には、次のように書いてあります。
「桃栗三年柿八年、ゆずの大馬鹿十八年」とことわざにあるように、植えてから18年もたたないと、ゆずは実をつけません。
そこで、たいていの産地では、接ぎ木をして7~8年で収穫するようにしています。
ところが、穂積では接ぎ木をせず、18年間じっと辛抱して実らせたゆずなので、皮が厚くて柔らかく、色もとても美しいのだそうです。
日当たりが良い傾斜地で、風通しの良い地形も幸いしてか、アゲハチョウの被害も少なく生産に適しているようです。
穂積物語 ゆずの里・穂積[web]
ところで、穂積地区のもうひとつのおすすめは、日の出の美しさです。この地が「日出づる里」と言われる所以です。
これは、穂積地区から見えるダイヤモンド富士ですが、マニアの間では有名なので、毎年12月の冬至前後の時期になると、全国からこのゆずの里にカメラを持った観光客が訪れます。
本当に息を飲むほどの美しさで、富士の麓でなくても思わず手を合わせたくなります!
日の出だけでなく、穂積地区から見える富士は、本当に美しく、特に晩秋のゆずの収穫期になると、富士と黄金色の柚子の実のコラボレーションが実に見事です。
かつて詩人の高村光太郎がこの地を訪れて、富士の眺めを大絶賛し、「うつくしきもの三つ」と、語ったそうですが、本当にいつの時代になっても残しておきたい里山の美しさです。
ちなみに、高村光太郎が語った「美しきもの三つ」の、一つは富士、一つは柚子、一つはここに住む人の心の清らかさだそうです。
光太郎直筆の文学碑が建っています。
富士川町の場所
鳴沢村 なるシカくん
鳴沢村のマスコットキャラクターの「なるシカくん」は、村内に生息するニホンカモシカをモデルにし、おなかは、鳴沢村特産品のキャベツ、帽子は富士山型で村の花ミツバツツジのマークがついています。
鳴沢村のPRのため、この日は八王子まで行ってきました。
鳴沢村は、富士北麓に位置する村で、風穴や氷穴、青木ヶ原樹海など、富士河口湖町と共に富士山が織りなす自然資源が豊富な村です。
特に、国の特別天然記念物になっている、鳴沢溶岩樹型(なるさわようがんじゅけい)は有名です。
溶岩樹型とは、溶岩が森林地帯に流れ込み、樹木が燃え尽きた後に残る空洞のことです。
日本には、ここ富士北麓の鳴沢村と、浅間山北麓に残るだけで、とても珍しいそうです。
また、猛暑の夏にはぜひ訪問したいのが、鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)です。年間平均気温0℃ですので、天然のクーラーというより、天然の冷蔵庫と言った方が正しいかも。
入る時は、上に羽織るものを持って行った方がいいかもしれません。
なるシカくん自身が、特別天然記念物になっているニホンカモシカがモデルなので、鳴沢村の観光PRとともに、これらのたくさんの貴重な自然遺産をも守っていこうと頑張っています。
鳴沢村HPには、なるシカくんのお部屋というコーナーもあり、なるシカくんの活動の様子を随時発信しています。
鳴沢村の場所
丹波山村(たばやまむら) タバスキー
丹波山村は山梨県北東部、東京都や埼玉県との県境にある多摩川源流の村です。
山梨県内にありながら、JRの最寄り駅は、青梅線奥多摩湖(駅からバスで約1時間)になり、生活圏は東京です。
こちらは、丹波山村の公式マスコットキャラクターの「タバスキー」です。
丹波山村の「丹」の字をモチーフに、「丹波好き」からついた名前だそうです。
公式キャラクターだけに、丹波山村に入ると、村のあちこちで、「タバスキー」がお出迎えしてくれます。
「タバスキー」がおすすめするのは、日帰り温泉の「のめこい湯」。
道の駅たばやまの駐車場から、吊り橋をわたると多摩川源流の名湯「のめこい湯」につきます。
「のめこい」とは、丹波山地方の方言で、「つるつる・すべすべ」の意味。その名の通り、美肌の湯です。
確かに入ってみると、のめこいの感じが実感できます。
2018年3月にリニューアルオープンしたばかり。首都圏からも日帰りできる距離なので、自然を求めてのドライブには、おすすめです。
さらに、近くには村営のつり場や日本最大級のローラーすべり台があるので、家族連れで楽しめるレジャー施設が整っています。
全て、丹波山村が管理運営しているので、とてもリーズナブルです。
丹波山村の場所
小菅村(こすげむら) わさじい やまめ太郎 マコモのマーくん
小菅村は東京都との県境にあり、隣接する丹波山村と同じく、JR奥多摩駅から路線バスが運行していて、やはり生活圏は東京都になります。
小菅村には、三人のゆるキャラがいます。多摩川源流の村の特産品をモチーフにしています。
「わさじい」と「やまめ太郎」は、2010年当時、小菅中学3年生が考案したゆるキャラで、「わさじい」はワサビ、「やまめ太郎」はヤマメがモチーフです。
小菅中学では、当時小菅村を有名にするプロジェクト「小菅プロジェクト」を立ち上げ、ゆるキャラだけでなく名産品を使った新商品の開発も手掛けました。
こちらは、新しい特産品のキャラクター「マコモダケのマー君」です。
「小菅村源流百姓の会」が中心になって、マコモダケの栽培をしています。収穫を中学生が手伝うなど、学校も巻き込んで、村が一体となって村おこしに取り組んでいるのが良く分かります。
小菅村の特産品は、「道の駅こすげ」で購入することができます。
特に、源流レストランでは、美しい水で育った小菅産のトマト、フレッシュバジル、芳醇きのこなどの野菜を素材にした、本格的な石窯で焼くピッツァがおすすめです。
小菅村の場所
まとめ
以上、山梨の県・市町村のゆるキャラをまとめてみました。いかがだったでしょうか。
ゆるキャラブームも一時期より下火になってきましたが、現地のイベント会場ではまだまだ大人にも子どもにも大人気です。
皆、郷土愛に満ちていて、一生懸命で、涙ぐましくて、思わず「頑張れ~!!」とエールを送りたくなりました。
春に行われる信玄公祭には、ゆるキャラ軍団として出陣します。
画像:信玄公祭ゆるキャラ軍団 夢と感動のテーマシテイにらさき