Yamanashi / Japan
博物館めぐり

山梨ジュエリーミュージアム〜行き方、入館料、駐車場〜(甲府市)

山梨ジュエリーミュージアム(甲府市)

山梨ジュエリーミュージアムは、2013年に開館した、甲府駅から徒歩7分と近くにある宝飾品の博物館です。

山梨県庁の防災新館1階にあり、入館は無料。山梨県の地場産業である水晶など宝飾品加工の歴史や、職人・デザイナーの多彩な作品が展示されています。

また、土・日・祝日には、職人の実演や、ジュエリーの制作体験(有料・予約優先)をすることもできます。

かつて水晶の産地だった山梨では、宝石の研磨・彫刻や貴金属加工などの多くの職人が誕生しました。

その歴史は江戸時代まで遡り、当時山梨県の金峰山きんぷさん一帯から上質の水晶が採掘され、加工の技術が伝えられたことが始まりだと言われています。

山梨ジュエリーミュージアム公式PR動画

その結果数多くの職人が誕生し、地場産業として発展。水晶が産出されなくなった現在でも、山梨県はジュエリーに関わるさまざまな業種が集中している地域です。

特に甲府市は宝飾業が盛んで、人材育成のために全国で唯一、宝飾を専門とした公立専修学校である、山梨県立宝石美術専門学校もあります(ジュエリーミュージアムは、この学校の附属施設です)。

施設情報

山梨ジュエリーミュージアム[web

住所:山梨県甲府市丸の内1−6−1山梨防災新館1階やまなしプラザ内[地図を見る]

電話番号:055−223−1570

開館時間:10:00~17:30

休館日:火曜日、年末年始他

入館料:無料

行き方、アクセス

山梨ジュエリーミュージアムは、JR甲府駅からすぐ近く、駅の南口を出て7分ほどで到着します。

甲府駅の南口を出たら、平和通りをまっすぐ歩き、山梨県庁を通り過ぎたあと、次の道を左に曲がるとまもなく見えてきます。

入館料、料金

山梨ジュエリーミュージアムの入館料は無料です。

無料で、常設展示室(人とジュエリーのタイムライン、ジュエリーをかたちづくるもの、職人の流儀)と、企画展示室(山梨ジュエリーの今、企画展示)の5つの展示室が観覧可能となっています。

また、実演工房や体験工房もあり、体験工房は小学生から参加でき、土・日・祝日に行っています。宝石を磨いたり加工してストラップやペンダントを制作するもので、時間は30分~60分くらい、金額も1000円~3000円くらいとお手頃です。

体験工房では、山梨ジュエリーのブランド「Koo-fuクーフー」のデザイナーがデザインする素敵なペンダントが約10000円で制作体験することもできます。

>>実演工房、体験工房の詳細を見る

駐車場

山梨ジュエリーミュージアムに車で行く場合は、山梨県防災新館地下駐車場が利用できます。

駐車場には舞鶴通り沿いの山梨県庁東門から入り、守衛さんの案内を受けましょう。

駐車場の利用時間は、平日:8:30〜21:30、休日:9:00〜21:00です。

利用料金は1時間300円で、1時間を超える場合は、30分までごとに150円が加算となります。山梨ジュエリーミュージアム入館者は、入館から最初の1時間は無料となります(館内で料金割引のサービスを受けてください)。

駐車台数は92台です。

自転車の場合、駐輪場は、紅梅北通りの防災新館駐輪場を無料で利用できます。

展示の詳細〜ジュエリーの歴史と職人の技術〜

山梨ジュエリーミュージアムの展示室は5つのスペースに分かれています。

画像 : 山梨ジュエリーミュージアム館内図

入り口は、人とジュエリーのタイムラインと題したエントランスで、山梨大学が所蔵する水晶の原石や江戸時代の加工品などが展示され、古代から人々が宝石に対してどのような思いを抱いてきたか、透き通るような江戸時代の水晶玉など貴重な展示品を見ながら、ジュエリーの世界へと誘われます。

ジュエリーをかたちづくるもののコーナーでは、山梨と水晶の歴史を、古代の地質学まで遡って解説。また水晶の原石をどう加工するか、その工程もわかりやすく展示されています。

さらに、世界各地から産出される鉱物などを加工、研磨、彫刻するのに使われる数々の道具が展示され、美しい宝飾品を生み出してきた卓越した技術力とともに、使用されている道具の精緻さにも驚かされます。

山梨ジュエリーの今のコーナーでは近年、山梨で活躍するデザイナー・職人・作家が制作する作品を展示。色々な宝石や貴金属をあしらった豪華で芸術的なペンダントやネックレス、指輪など思わず見入ってしまう作品ばかりです。

企画展示室では、宝石、鉱物についてミュージアムが企画する展示のほかに山梨県立宝石美術専門学校や宝飾団体の企画展示なども開催されています。

展示室から出ると、職人の流儀というビデオ鑑賞のコーナーになります。

宝石の研磨・彫刻また貴金属加工など各分野の職人や作家の優れた技術や作品を84インチの大画面で、椅子に座ってゆっくり鑑賞することができます。

それぞれのビデオを見ると、機械では創り出すことのできない繊細なかたちや輝きを生み出す熟練した技、斬新なアイデアで作品に向き合う芸術的な感性のなかにプロフェッショナルの流儀を垣間見ることができます。

展示室の並びには、ガラス張りの工房が続き、土・日・祝日には山梨を代表する職人たちが実演して見せてくれる実演工房、また職人の指導のもと、研磨ペンダントやシルバーストラップなどを実際に体験して作ることができる体験工房などがあります。

甲府駅から近く、それほど混雑していない穴場の観光スポットです。

お土産

ミュージアムショップ

ジュエリーミュージアムミュージアムショップ

併設されたミュージアムショップでは、山梨のオリジナルブランドであるKoo-fuのジュエリーを始め、市価より求めやすい価格でジュエリーが販売されています。

山梨ジュエリーミュージアムは山梨県内の宝飾組合も後援しているので、直接の仕入れ値で提供されているためか、かなりお値打ちの価格になっているのが魅力です。

お土産コーナーには数千円のジュエリーもあり、若者にも比較的入手しやすいお手頃な品も揃っています。


オープンカフェ まるごとやまなし館

山梨のアンテナショップ

オープンカフェまるごとやまなし館は、ジュエリーミュージアムと同じやまなしプラザ内にあるガラス張りのカフェで、カフェの隣には、山梨のアンテナショップとして山梨県産の食材が購入できるお土産物屋さんもあります。

色々な種類のワインや桑の葉ブラウニーなどのお菓子、ほうとうなど、山梨の名産品が揃っています。

駅から近いので、山梨にふらっと寄った際のお土産にもおすすめです。

周辺のカフェ、レストラン

ジュエリーミュージアムで宝石の世界に触れたあとは、ランチやカフェで一息。そんなときにおすすめの周辺のカフェやレストランを紹介したいと思います。

オープンカフェまるごとやまなし館

ガラス張りのオープンカフェで、気軽に県産ワインを頂きながら、八ヶ岳ベーコン、甲斐サーモン、新鮮野菜、桑の葉など山梨県産の食材を使ったおつまみやランチ、県産フルーツのジェラートなどのスイーツがとてもリーズナブルに味わえます。

スイーツのおすすめは、ぶどうや桃など山梨県産の旬のフルーツを使った、「まるごとやまなしパフェ」です。季節によって内容は変わりますが、フルーツゼリーと塩アイスのマッチングも絶妙で、まるごとやまなし感あふれる一品です。

まるごとやまなしパフェ

珍しい「桑の葉プリン」

オープンカフェやまなしまるごと館[web

周辺の観光スポット


山梨近代人物館

山梨県庁別館

山梨県の有形文化財にもなっている、県庁別館(昭和5年完成)内に開設されています。

概ね明治時代から戦前までの山梨県に貢献した人や、ゆかりの人を紹介しています。

旧知事室や、会議場、大理石の床など、同じく有形文化財になっている、県議会議事堂とともに、昭和レトロ感が楽しめる一角です。入場無料です。

旧知事室

山梨県議会議事堂

山梨近代人物館[web


甲府城

甲府城は、甲府駅から歩いてすぐのところにある、日本100名城の一つです。

甲府城は武田信玄が築城したと思っている人も多いですが、実は武田家滅亡後に豊臣秀吉の命によって築城が始まり、浅野長政・幸長によって完成されました。

江戸時代は、幕府の直轄地として栄え、城下町甲府が発展しました。

山手御門、天守台、富士を望む

内松蔭門(うちまつかげもん)

天守台

甲府城[web

藤村(ふじむら)記念館 旧睦沢(むつさわ)学校校舎

甲府駅北口のエスカレーターを下りると、よっちゃばれ広場という広場に出ます。藤村記念館はその一角にあり、国指定重要文化財です。


一階の事務所には、スタッフがいて、山梨に関するパンフレットもおいてあり、簡単な観光案内もしてくれます。入場無料です。

明治初期、山梨県第5代県令(けんれい=今の県知事)、藤村紫朗(しろう)は、西洋建築を真似た建物(擬洋風建築)をたくさん建てさせました。これらを、「藤村式建築」といいます。

明治期の甲府には、学校以外にも、役所や銀行、工場などいたるところに、このような西洋風建築物が存在し、こじゃれた街並みだったようです。

旧睦沢学校は、現在の甲斐市にあり、昭和32年まで学校として、その後公民館として利用していたものを、保存、復元し、移築したものです。

実際、90歳になる私の叔父も睦沢出身で、この学校に通っていました。

一階は、資料室、二階には当時の小学校の教室を再現してあります。

床の節もオルガンも懐かしい昭和の香りです。

よっちゃばれ広場

この「よっちゃばれ」というのは、山梨の方言で、「みんな集まれ」という意味です。週末には、様々なイベントが開催されます。

藤村記念館[web

ABOUT ME
なえ
なえ
山梨生まれ山梨育ちのおばちゃん(おばあちゃん)。セカンドライフ。地元山梨の色々な場所を巡りながら感想やおすすめ情報などを書いていきたいと思います。巡るのはまず美術館、それから酒蔵やダムなども考え中です。